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薬剤師不足のため、中途採用もうまくいかない
解決策
・専門職制度を設け、自分のやりたいことができる制度であることをアピールする
・給料以外のインセンティブの強化
改善事例 2
C社
保険薬局 35店舗 年商40億 薬剤師65名 パート薬剤師20名 事務45名 パート事務10名
薬剤師の中には、やりたくもないのに、人が不足しているために管理薬剤師をやっている人が多数います。そこを改善していくことで自社の制度をアピールし、中途社員の採用力の強化につなげることに成功した事例です。
薬剤師の等級
等級 | 役職 | 等級 | 役職 |
---|---|---|---|
8等級 | 部長 | ||
7等級 | エリアマネージャー | SP7等級 | 専門薬剤師 |
6等級 | 管理薬剤師2 | SP6等級 | |
5等級 | 管理薬剤師1 | SP5等級 | |
4等級 | 主任 | ||
3等級 | |||
2等級 | |||
1等級 |
4等級から5等級に上がる際に、自分がどちらのコースに行きたいのか意思表示する。もちろん、要望しても必ずそのコースに行くことができるとは限らない。どちらも求められる能力のハードルは高いのでそれをクリアしなくてはならない。
専門職を取り入れた当初は1人も対象者がいなかったが、1年後には3名となり、少しづつではあるが、成果が出てきている。今後は、「かかりつけ薬剤師」が国から評価される時代である。このような専門職コースも戦略的に作っていくことにより、採用力の強化、組織の強化につながっていくと考えられる。
他にも給料以外のインセンティブを強化し、魅力的な制度を構築しました。
・在籍3年で海外研修参加
・年間表彰制度の導入
・家族の誕生日休暇(年最長3日間)
・リフレッシュ休暇(年7日間)